先月はご注文頂きましてありがとうございました。
11月、
冬が近づく秋といえば皆様どんな色を思い浮かべますか?
おそらく、茶色や灰色をイメージする方が多いと思います。
寒々しさもある中で落ち着きのある、
日本的な色ですね。
そういえば和室の色合いは白茶系の割合が多く、
終わりゆく秋のような風情を感じます
和室を構成する
畳、木、和紙などの色は
筋肉の緊張をほぐし、
リラックス効果をもたらすのだそうです。
江戸時代には
「四十八茶、百鼠」
という言葉が生まれるほど
茶色とねずみ色が流行したそうで、
日本人の色に対する深い関心を感じ取れます。
美しい四季に彩られた
日本だからこそ育まれてきた、
日本人
ならではの色彩感覚が広く根付いているのかもしれませんね。
寒さ深まる冬に向け、くれぐれもご自愛ください。