7月お礼

7月はご注文を頂き、ありがとうございました。

蒸し暑い日が続き、
キンキンに冷えた食べ物や飲み物が恋しいですね。

ある統計によると

気温が22℃を超えると
ビールが急激に売れ始め
27℃を超えるとアイス
30℃を超えると
アイスを上回ってかき氷の売り上げが伸びるのだそうです。

このかき氷ですが、
歴史は古く、
平安時代の清少納言の「枕草子」で既に登場しています。

冷凍庫や製氷機のないこの時代
夏の氷は大変貴重で、
江戸時代末期に
アメリカから半年をかけて
輸入したみかん箱サイズの氷は

3両(現代に換算すると約40万円!)

もしたのだとか…。

庶民に普及し始めたのは
明治初期になってから。

当初はかき氷の出前などもあったようです。

今では手軽に口にすることができ、
年々多様化しているかき氷。

かつての氷の貴重さを知ると、
さらに味わい深く感じられそうです(^^)


6月お礼

6月はご注文を頂き、ありがとうございました。

7月になり、どことなく夏らしさが増したように感じます。

本来なら早い場所では花火大会が催される頃ですが、
今夏はコロナウイルスの影響により
大会の中止が相次いでいます。

世界一美しいと誉れ高い日本の花火。

なぜ日本の花火が美しいと言われているのかと言うと、
一方向からしか鑑賞することのできない
ヨーロッパの平面的な花火に対し、

日本の花火は
あらゆる方向から鑑賞できる
立体的な球体をしているからです。

その理由というのも、

ヨーロッパの花火は
上流階級の人々へ向けた
限定的な娯楽として広まったのですが、

日本の花火は
大勢の一般大衆を
楽しませるために生み出されたためです。

今年は
そんな花火を鑑賞する機会が
少なくなってしまうのが残念ですが、
来年は
無事復活することを願って
この夏を乗り切りましょう!


5月お礼

5月はご注文を頂き、ありがとうございました。

いよいよ梅雨の季節ですね。

ジメジメとした梅雨を楽しく過ごすには、
お気に入りの雨具を使用するのが効果的だと言われています。

梅雨の代表的な雨具と言えばやはり傘。

日本には古墳時代の552年に、
中国から渡ってきたとされています。

西洋での洋傘に至っては
4000年もの昔から使われていたそうです。

当初は魔除けや日除けなどとして使われており
現在と用途は違うものの、
和傘・洋傘とも
その姿かたちは古来よりほとんど変わっていません。

面白いことに、
江戸時代には傘を広げた際の面積の広さに着目し、
屋号を載せた傘をお客さんに貸与してお店の名前を
宣伝してもらうといったこともあったそうです。

何となしに使っていた傘ですが、

シンプルにして最高の機能性を持った
素晴らしい日用品だったのですね!


4月お礼

4月はご注文頂きましてありがとうございました。

新緑があざやかに輝く季節となりましたね。

皆様は、緑色を見るとどのような気持ちになるでしょうか?
多くの人は安心したり落ち着いたり、
平和をイメージするそうです。

目に優しいと言われる緑色。

太陽光を受けて反射する緑色の波長は、
最も人の網膜に負担をかけない波長であることが解明されています。

そして日本では
平安時代よりお墓や仏様にお供えする習慣があり、
仏教とともにあったようです。

そのため人は緑色を見るのに労力を要さず、
長時間緑に囲まれていても疲れることなく集中力を保つことができます。

これが、ビリヤード台、黒板、野球場など、集中力を必要とする場で緑が多用されている理由なのだそうです。

コロナウイルスによって室内待機が求められる今。

自然の緑と触れ会う機会が元通り訪れるよう、
一刻も早い収束を願うばかりです。