2月はご注文頂きましてありがとうございました。
日に日に春らしさが増していく今日この頃。
そして春といえば「春一番」ですね。
「春一番」とは立春から春分までの期間に南から吹く暴風を指します。
今でこそ春の到来を表すものとして定義付けられ各報道機関でも多用されている 「春一番」ですが、1960年以前は漁師の間で使われる言葉として、民間には定着して いなかったそうです。
発祥は長崎県の壱岐。
ここには「春一番の供養塔」という石碑が 建てられています。
どんなに快晴で海が穏やかに見える日でも、いざ出港すると南から 沸き上がった黒雲とともに吹き荒れる「春一番」に遭遇して命を落としてしまう漁師さんが 数多くいたそうです。
「春一番」という一見さわやかな言葉ですが、 数々の教訓があって現代まで受け継がれた言葉だったのですね。
皆様も春一番にはくれぐれも気を付けて、暖かな春をお迎え下さい。